2歳の息子は親の言葉を真似し、最近ますますおしゃべりになってきました。

ピンポーン

インターホンが鳴ると真っ先に「はーい！」と返事するのは息子です。
モニターを確認し、颯爽と玄関へダッシュ。

扉を開け、宅配のお兄さんに
「すみまてーん」
「ありがとうございまーしゅ」

手を伸ばし、どんな大きな荷物でも、わが物顔で受け取ります。

荷物はすぐにリビングに運び、「何が入ってるのかな〜？」と大胆にバリバリバリッ。

あなたのじゃ、ないんですけどね？？

真似っこは妹のお世話にも生かされます。

妹がママを探して泣いていると、駆け寄って「だいじょうぶだよ。ママいるよ。泣かないで〜」と励ましてくれます。

妹が夜泣きした時も寝ぼけながら、
「ママがいるからね」と言っていた時は笑ってしまいました。

まあ、そんなふうに寄り添いながらも妹の泣きっ面に張り手をかましている時もありますが。笑

子守唄だって歌ってくれます。

妹のおなかを圧強めでトントンしながら、
「ゆーりかごぉーのうーたうぉー
かーなりやーがうーたうよおお」

うんうん。
息子、優しいね、ありがとね。
でも彼女、今やっと寝たばかりだから、できればそっとしといてほしいな。

ツッコミどころは満載だけど、甘えん坊なりに、見よう見まねで、一生懸命”お兄ちゃん″してくれる姿には、愛しさがあふれます。

ただ、真似しなくてもいいことも、無邪気に真似っこするのが息子くん。彼の発言にハッとさせられることも多々あります。

先日は、ゾウさんのイラストを見ながら
テンションあげあげで
「ねえねえ、みてみて！
ぞうさんだよ！！あんたぁ！！」

！？
あんた、、、だと！？

言われた時はちょっとショックを受けました。笑
（気のせいかと思ってスルーしていたら何回も「あんた」と呼ばれた）

確かに私は「あんたああぁぁぁ！」と
叫んでいるな
ということを、息子に気付かされました。

だって
湯船にボディソープ連射したり（一番風呂）
妹に馬乗りしたり（彼女は０歳）
頭に積み木ぶん投げてきたり（悶絶）
ドアノブ壊したり（賃貸）
するんだもん。涙

そういえば、こんなことも言っていました。

「ママ〜
腰がいたいよお〜」

間違いなく私の口癖ですね。

腰をおじいさんのように曲げながらさすっている息子を見た時は、なんだか切なかったな。笑
君の腰はまだ新品同然じゃないか。

真似してほしいことはなかなか習得しないのに、真似しないでほしいことは瞬時にモノにしてしまう息子。
子どもは本当によく見てるな〜と、たまに反省しつつ感心しちゃう。

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」だとよく耳にしていましたが、本当に何でもかんでも真似をしながら言葉や感覚を掴んでいくんだなと、わが子を見ながら実感する日々です。

2歳児との、今ならではのコミュニケーションを楽しみながら、共に成長していきたいと思います。