聖教新聞公式note __子育て会議

「言葉と、生きていく。」聖教新聞社として、子育てに特化したnoteを開設してみました!…

聖教新聞公式note __子育て会議

「言葉と、生きていく。」聖教新聞社として、子育てに特化したnoteを開設してみました! 日常の「子育てあるある」を、来てくれた皆さんとシェアしながら、ちょっとホッとできる場所をつくっていきたいです。

マガジン

  • 取材ノート

    取材をしようと思ったきっかけや、その舞台裏、こぼれ話などを紹介します。

  • すなっちのコラム

    娘と息子の育児まっただ中です。子育ては大変なこともあるけれど、全てを笑い飛ばしながら、進んでいきたい。

  • うつ妻との育児日記(みやもん担当)

    産後クライシスをいかに乗り越えてきたのかーー。2児の父がパートナーと語り合いながら、振り返ります。

  • 悠々の子育て回想録

    教育・子育て欄の担当記者を15年以上経験。もはや子育て期は“懐かしい”と感じる世代です。いま思うことを時代の変化も交えつつ、子育て期間に自分が読んだ本を軸にして書いてみます。

  • 音声の部屋

    記者たちによる子育て”井戸端会議”。音声でお送りしております。

最近の記事

2歳の”子鉄”が教えてくれた新しい世界

「ドードードー! ドードードー!」 スーパーで買い物していると、 いきなり息子が大きな声で叫びました。 指差す方を見ると、 ドクターイエロー柄のヘルメットをかぶった、 気まづそうな5歳くらいの男の子が。。 「びっくりさせてごめんね」と言って その場を離れましたが、 息子の鉄道愛に驚かされました。 鉄道が大好きな子どものことを 「子鉄」 というそうですが、うちの息子はまさに子鉄。 保育園のお散歩で、 電車が見えると真っ先に 「あずさー

    • 「小1の壁」の乗り越え方、教えてください!

      聖教新聞で長年、親しまれてきた「教育欄」。 今週、6面から10面にお引っ越しをしました。 しかも、カラーです! 一番後ろの12面をめくると、「教育欄」があるので、読んでいただけるとうれしいです。 カラー化「教育欄」1回目のテーマは、 「小学校入学 子も親も健やかに過ごすためには」です。 小学校に入学し、約2週間。 子も親も疲れが出てくる頃ではないでしょうか。 東京家政大学教授の岩立京子さんは、 「新しい友達や先生、新しい場所、新しい時間割……。小学校に入学すると、子ども

      • 娘が愛を注ぐもの、それは…

        娘は石が好き。 公園では両手にスコップとバケツが標準装備。 公園に着くやいなや、さてさてと石採集が始まります。 私が良かれと思って 「あ、ここにも石があるよ!」と教えると 「うーん、それはちがうねー」と、 どうやらこだわりがある様子。 しばらくすると、バケツの中には結構な量の石たち。当然、娘はこの子たちと一緒に帰りたい。 「お家に持って帰るのは1つだけにしようか」と、娘に一つ選ばせます。 こうして、我が家の玄関にはたくさんの石。 ここまでは、微笑ましい話です

        • 生まれてから一度も夜通し寝たことがない息子。3年4カ月たち、「その日」は突然やってきた

          ひどい乳児湿疹、離乳食を食べない、 夜泣き、吃音、アレルギー、怪我、 癇癪、登園しぶり・・・・・・。 子どもを産んでから、次から次に悩みが表れます。まさに「一難去ってまた一難」。 その中でも、長く頭を抱えてきたのは 「息子が夜通し寝ない」 ということです。 0歳のころは、2時間おき。 1歳を過ぎても3時間ごと。 2歳になっても最低2回は起きてくる。 風邪を引いて鼻がつまっている時は、 起きる回数の多さに白目になります。 子どもの胃腸炎がうつり、 絶不調だった日も

        2歳の”子鉄”が教えてくれた新しい世界

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        • 取材ノート
          2本
        • すなっちのコラム
          7本
        • うつ妻との育児日記(みやもん担当)
          9本
        • 悠々の子育て回想録
          12本
        • 音声の部屋
          4本
        • 仕事・育児の両立奮闘記(スラウェシ担当)
          3本

        記事

          ヒーローをやめたら、うつのケアと子育てに希望が見えました

          「あ、春、見つけた」 今朝、学童保育に向かう途中、娘が桜の木を指さして言いました。“CMみたいにいいこと言うやん”と心でツッコミつつ、短い散歩を楽しみました。 花を愛でる余裕があるかないか、そこで自分の心の状態を確認できることを最近、自覚しました。 4月、子どもたちは小学校の学年が一つ上がり、クラスも新しくなります。それに伴い、さまざま準備や用意するべきことが発生します。 子どもが生まれてから気づいたのですが、役所や保育園、療育、小学校、学童保育など、定期的に書類の記入

          ヒーローをやめたら、うつのケアと子育てに希望が見えました

          2歳と0歳のコラボ カオスレベルMAXはーー

          朝6:00前。 「〇〇ちゃーん! 起ーきーてー!」 2歳の息子が0歳の娘をどデカい声で起こすところから、毎朝がスタートします。 娘が夜中に何度も起きては授乳するため、私は細切れ睡眠。 さっき授乳して寝たばっかなんだよ。 せめてあと一時間寝かせておくれ。 「もうちょっとねんねしよ! まだねんねの時間だよ」 抵抗をしてみるものの、 「いーやーだー!」 さらに彼は、朝からハイテンションで寝室を駆け回り、何のためらいもなく私の顔面を踏んづけたりたたいたり。(歯が折れないよ

          2歳と0歳のコラボ カオスレベルMAXはーー

          娘が生まれて気づいたこと。離婚した父の知られざる「親心」

          子育てしていると、ふと、 親の愛ってこんなに深かったんだな… と感慨にふけることがあります。 きっと、「子どもから見ていた世界」と「親から見る世界」は全然違うのでしょう。 生まれてからどれほどの愛情の中で育ってきたか、どんな想像力を持ってしても、親の気持ちの全ては分からないんだろうと思います。 育てる側になって悩んで初めて気づいた、「親心」に今少しずつ触れている気がします。 今回は、ちょっとアバンギャルドな父との思い出のお話。 私にとって父は、昔からなんというか「面

          娘が生まれて気づいたこと。離婚した父の知られざる「親心」

          偏食ガールが教えてくれた育児の処世術

          「今日の夜は何食べようか?」 「ごはんとねー、ふりかけぇー!」 「…と、何食べようか?」 「えっとねぇ、たまごぉ♪^^」 (いやいや、昨日もそれ食べたやん。なんなら、一昨日のお昼も同じやで) これは偏食家の娘との毎日の会話。 野菜は、基本食べない(ニンジンを除いて)。 小さい子が好きそうなウインナーやハンバーグも食べない。 いわゆる、食わず嫌いで、“初めまして”の食材には手を付けません。 食に関しては、超・超・保守派です。 娘の体は、主に白飯、パン、卵焼き(ゆで卵はNG)、

          偏食ガールが教えてくれた育児の処世術

          そんなとこ真似しないでよ〜

          2歳の息子は親の言葉を真似し、最近ますますおしゃべりになってきました。 ピンポーン インターホンが鳴ると真っ先に「はーい!」と返事するのは息子です。 モニターを確認し、颯爽と玄関へダッシュ。 扉を開け、宅配のお兄さんに 「すみまてーん」 「ありがとうございまーしゅ」 手を伸ばし、どんな大きな荷物でも、わが物顔で受け取ります。 荷物はすぐにリビングに運び、「何が入ってるのかな〜?」と大胆にバリバリバリッ。 あなたのじゃ、ないんですけどね?? 真似っこは妹のお世話に

          そんなとこ真似しないでよ〜

          生活に行きづまり、私はオムツをかぶりました

          宿題が嫌いな次女については以前書いたのですが、最近、宿題でうれしいことがありました。 ※以前書いた話はここから↓↓ 国語の教科書を音読するという宿題があります。頻度はほぼ毎日。「やりたくない」と頑なに拒否して進まないことが多かったのですが、先日は娘から「一緒に読もう」と“お誘い”を受けたのです。 ”事件だ! 何が起きたんだ”と、私はとても驚きました。 そういえば宿題前に、何かに没頭していたなと次女の手元をのぞき込むと、なんと裏紙で一から作ったオリジナル教科書があったので

          生活に行きづまり、私はオムツをかぶりました

          “時の重み”を感じることになった味噌造りと、土井善晴さんの『お味噌知る。』

          子どもと一緒に何かに取り組むことは、親も一緒に楽しみながら、親子が同じ方向を向けるのが素晴らしいと思っています。例えば、小さな植木鉢に種を植え、芽が出て葉が開き、すくすくと育っていく様子を観察できることなど、その典型といえるのではないでしょうか。 わが家でも、親子でいろんなことにチャレンジしましたが、その一つが自家製味噌造りでした。私も妻も、それぞれの家庭で味噌造りをした経験があったわけではなく、まったくの初心者。昨今は手作り発酵食がブームといわれているので、情報も豊富で

          “時の重み”を感じることになった味噌造りと、土井善晴さんの『お味噌知る。』

          拝啓 夫くん、これが2歳児のトリセツです

          夫くん、いつもお仕事遅くまでお疲れ様です。 平日はもちろん、土日も仕事や創価学会男子部の活動があって、なかなか子どもと過ごす時間は貴重ですよね。 そんな中たまに娘がパパと 2 人きりになると、 「いやぁぁぁぁぁ!!!! ママぁぁぁぁぁぁ!!」 という泣き声が聞こえてくることも。 見ると床で海老反りで泣く娘と、遠い目をしている夫くん。 なんかスイッチ入っちゃったんですね。心中お察しします。 え? 「あとはママ頼む」みたいな顔で見るのはやめて

          拝啓 夫くん、これが2歳児のトリセツです

          子どもと大人の「境目」におしっこが関係?――『深呼吸の必要』

          大学生の頃、「大人になるって、何をもって決めるの?」ということがよく話題になりました。親元を離れて暮らす日々、そして成人式という節目が、学生生活のど真ん中にあったので、こうした話題に関心があったのかもしれません。 そんなとき、多くの人は、基準として年齢を挙げませんでした。そうではなく、「自分の収入で生活できるようになってから」とか、「運転免許証を持ってから」や「家の価値観から自立したら」など、さまざまな意見が交わされたことを覚えています。 今から考えると、運転免許証を

          子どもと大人の「境目」におしっこが関係?――『深呼吸の必要』

          【音声】ママたちで語り合いました!

          「聖教新聞公式note __子育て会議」の音声コンテンツ第4弾! 今回は「ママ会」です。「日頃の家事分担どうしてる?(夫へのお願いの仕方含む)」「育児の喜び・苦労」「noteで書いていきたいこと」などについて、おしゃべりしました。 音声でお届けします。どうぞ、〝ながら聞き〟でお楽しみください! (↓をタップしてください)

          【音声】ママたちで語り合いました!

          〝社長(妻)〟からパパが〝正社員〟採用されるために

          仕事からの帰り道、Instagramの、とあるアカウントのストーリーズ(24時間で消えちゃうやつ)が目に飛び込んできました。 タイトルは「パパが見た育児の世界」 【内容はざっくりこんな感じ】 育児している〝つもり〟だったパパが、パートナーであるママに「もっと育児してよ」と声をかけられます。「これ以上、何をすればいいんだ」と考えながら育児をするパパはある日、「名もなき育児」の存在に気付きます。そこからパパは育児の姿勢や取り組み方を変えたという話でした。 その映像を見て「俺

          〝社長(妻)〟からパパが〝正社員〟採用されるために

          夜泣き対応しない夫に「かかと落としをしたい」と思ってから数年、ついに”実現”する時が来た!

          生まれて初めて、「かかと落とし」をしたいと思いました。  誰に? マイ・ハズバンド(私の夫)に。 約3年前、私は夜泣きの激しい息子の対応に毎晩追われていました。 その時の様子はこちら。 息子は寝るのが苦手な赤ちゃんだったんです。 第一子の娘は、よく寝る子でした。周りやネットで見聞きするほど、夜泣きも激しくなく、私もよく寝られていました。  「眠れる」 これだけで、子育てに対する心の持ちようは大きく変わると思います。 寝る子は寝るし、寝ない子は寝ない。 今ならそ

          夜泣き対応しない夫に「かかと落としをしたい」と思ってから数年、ついに”実現”する時が来た!