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「夫よ、頼むから家にいてくれ」と思った瞬間

こんにちは、すなっちです!
現在、5歳の娘と3歳の息子の年子育児まっただ中です。子育てや夫婦関係は大変なこともあるけれど、全てを笑い飛ばしながら、進んでいきたい。そんな思いで、つづっていきます。

子育てが落ち着いた先輩たちから、決まって言われる言葉があります。
 

「ダンナさん、忙しくて、ほとんど家にいないでしょ。うちもそうだったよ」

「いてほしい時にいてくれなくてさー、
子どもが大きくなって手がかからなくなってから、家にいられても意味ないんだよね」

 

この言葉を聞くたび、
私は“やっぱりそうか”と思います。
仕事や学会活動が忙しい時期と、
子どもに手がかかる時期は、
どうしてもかぶってしまいます。
 
わが家も第2子の息子が生まれた後、
1年間は本当に大変でした。
夫は超多忙な職場に異動し、さらには男子部で一層責任ある立場になるという・・・。

 
自分の心を平穏&省エネで維持するために、
「夫はいない」と思うことにしているという友人たち。
「母子家庭だと思った方が楽だよ」と言っていた先輩たち。
”夫”という存在はいたとしても、
頼れない、何もしてくれないことが一番ストレスになる。だから、期待しない。
 

なかなかつらいものがあります。
 

年がら年中、夫にいてほしいとは思いません。でも、ここだけは頼むよ!と思う瞬間はあります。
今回は、私がこれまで「夫よ、頼むから家にいてくれ」と心の底から思った瞬間を紹介します。
なお、家にいる=家事・育児をするということが大前提です。
スマホをずっと見ていたり、誰かと連絡ばっかり取っていたりするのは含みません。
これから子育てをされる男性にとって、少しでも参考になれば幸いです。
 

その1:つわり


つわりの重さは、人それぞれ違います。
私の周りには、妊娠悪阻で2カ月入院していた友人もいれば、妊娠後期までつわりが続いた友人もいました。一方で、ほとんどない人や、少し眠たいだけという人もいます。

私の場合は、第2子の時がきつかった。
 

最初の方は常に気持ち悪くて、
吐きそうで吐けない状態。
何かしら食べていないと気持ち悪い。
うどんかそばを少しずつ食べたり、グミやガムを口にしたりしていました。
次第に立ち上がれないほど、体がしんどくなり、ずっと横になっていました。
 

そして、何を食べても気持ち悪い状態に。
顔色も悪くて、しんどくて泣いてしまうほどでした。
そんな状態が、1カ月半続きました。
 


上の子がいる場合、どれだけきつくても、ごはんを用意したり、お風呂に入れたり、洗濯など最低限しなきゃいけないことがあります。土日も公園に連れていったり、遊んだりしてあげたい。けれど、体が動かない。
 

男性の皆さん、想像してみてください。
船酔い、もしくは二日酔いの状態で家事をしたり、子どもを見たりする生活を。
それが、1~3カ月続くのです。
努力や根性でなんとかできるようなものではありません。
 

この時、“つわり、夫婦で交代制にしてほしい”と心から思いました。
妊娠中はもちろん、出産、産後、それこそ不妊治療も含めて、女性にかかる負担が大きすぎます。
 

「頼むから、つわりが終わるまでは、もろもろ調整して」と夫に懇願しました。

夫は私のお願い通り、予定を調整してくれました。家にいる間も家事・育児をしてくれ、「夫よ、ありがとう~!」となりました。

「つわりが終わった!」となった翌週から、
予定をバンバン入れていたので、夫も夫なりに頑張っていたのだと思います。

終わりの見えないつわりは、心身共につらくなります。
この時期に夫がサポートしてくれることは、その後の夫婦関係にも影響するはずです。
(おなかがパンパンに張ってくる妊娠後期も、なるべく土日とかいてほしいですね)
 

その2:産後3カ月ぐらいまで


息子が生まれてから約3カ月、娘の赤ちゃん返りと夜泣きが激しすぎました。
 
娘は、ママを赤ちゃんに取られたと思い、
「ママは嫌だ!」と、まさかのママ拒絶になってしまったんです。
 

娘の言葉にならない複雑な思いが顕著にあらわれるのが、夜。
午後8時ぐらいに一旦眠りにつくも、
11時半ぐらいに起きて激しく泣き叫ぶように。その後も、午前2、3時に起きて、同じようなことが起こりました。
 

夫がいる時は対応してくれました。
それが本当に助かった。
逆に夫がいないと不安が募り、私も娘と一緒に泣く始末。そもそも産後はメンタルが不安定ですから、しょうがなかったと思います。
 

娘は30分ほどで落ち着く日もあれば、2時間泣き続けた日もありました。
小児科で夜泣きに効く漢方を処方してもらったり、リラックスできるようにマッサージしたり、いろいろ調べては取り入れました。

 
何とか娘に安心してもらいたいと、私と2人だけの時間をつくるようにもしました。
土日は午前10時ぐらいから夫が出かけるので、娘と2人で午前8時半から公園へ
 

夫が出かけてからの、娘と息子と私の3人での時間は、とにかく必死。
家事ができなくても、
笑顔で過ごせなくても、
「娘と息子と私の3人が大きなけがもせず、死なず、今日一日生きただけで、満点だ!」と思うことにしました。
”生きてるだけで丸儲け精神”です。


毎晩、仕事や活動から帰ってきた夫に、
その日のいろんな出来事や感情を吐き出せたのは良かったです。

 
とはいえ、いてくれた方が私ももっと余裕を持って子どもに関われたし、
「こんな大変な状況でよく出かけるな(出かけさせるな)」と、夫&男子部の活動に対して、かなり怒りを感じた時期でもありました。
だって、産後1人で子どもを見るのは、
生きるか死ぬかぐらい追い詰められるから。

 
子育ては喉元過ぎれば、大変さも怒りも忘れてしまいがちなので、ここにさらっととどめておきます。(本当はもっと言いたい)
 
  
皆さんが「夫よ、頼むから家にいてくれ!」と思った瞬間があれば、ぜひ教えてください!!