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「名ばかり夫」にならないための〝21日間〟闘争

こんにちは!

スラウェシです。妻の尻に敷かれて6年。聖教新聞の記者になって12年。現在、妻と幼稚園に通う年少(4歳)の娘と一緒に暮らしています。比較的、育児パパなのかと思います。←思っているだけなので、間違っていたらご指摘お願いします。ここでは私の育児生活を記していきます。特にパパさんたちのお役に立てたらうれしいです。ママさんたちからはたくさん叱咤していただけると幸いです。

突然、理科の先生が…

【インキュベートの法則】をご存知ですか?
私は中学3年の時、理科の先生(女性)の話をきっかけに、この法則を意識して生活するようになりました。

先生は授業中、急に話題を変えて、次のように語り始めました。
(※ちなみに、先生の口調は、ピクサーの「モンスターズ・インク」に登場するロズというキャラクターに激似でした。分かる方は、以下、想像しながら読んでみてください)

「学力でも何でも、力をつけたいなら継続が大事よね。でも、分かっていても、なかなかできないじゃない。いざ、計画を立てて勉強を始めても、すぐに”あの時の決意はどこに行った”って感じになる。気づけば、辞める理由ばかり探していたりなんかして。みんなはそういうことってない? 私はたくさんあるの」

「あんのかい!(funny man!)」と同級生のツッコミが入りつつも、期末テスト前だったので、皆、真剣に聞き入っていたのを覚えています。

「〝21日間の法則〟と呼ばれる『インキュベートの法則』によると、勉強でも何でも、21日間続けたことは習慣化するのよ。最初は意識していた(顕在意識)行動が、21日続けると無意識(潜在意識)の行動に変わっていくの。どう? 『継続は力なり』って言われただけだと漠然としちゃうけど、『21日』と明確なら、少しやる気も湧いてくるでしょ」

そして「勉強を習慣づけなさい!」という結論で授業を締め括りました。

その授業は私の脳裏に焼き付きました。以後、私の人生は「インキュベートの法則」で構築されていきました(笑)。(※「21日」かどうかは諸説あるそうですが、私は「21日、21日」といつも自分に言い聞かせてきました)

それは、今の夫婦生活、育児生活にも影響しています。

新婚ほやほやの〝21日間闘争〟

新婚時期、仲睦まじく1年間を過ごす傍ら、私は「妻」という「他人」との生活の中で、今後習慣化したいことをリストアップし、「21日間(3週間)」闘争を始めました。

「洗濯物はランドリーケースに」
「洗濯物をたたむ」
「食事後の食器はシンクへ」
「掃除は気付いた人が行う」
「トイレットペーパーの替えは気付いた人がする」等々……

妻妊娠中・出産後の〝21日間闘争〟

娘の妊娠・出産後は、家事に育児が加わることになります。

妊娠中の主な「名もなき育児」リスト(スラウェシ調べ)
●「(お腹で足元が見えない妻が)靴を履く時に手をつかんでおく」
●「ご飯の献立(つわりで食欲がでないから)」
●「膝掛けなどをすぐ準備(妻の体が冷えないように)」
●「妊娠中の感染症などを勉強(飲み会などでウイルスを持ち込まない)」
●「妻が食べられないものをチョイスしてむやみやたら食べない(カフェインのあるコーヒや細菌のある刺身など、妊婦は食べられない)」
等々……

たくさんあって、数え切れません。(話はそれますが、妻の出産に立会って、「ママたちの偉大さ」を改めて感じました)

私の娘は妻のパイを嫌がり、生後1週間からミルク生活を終えるまで、完母(完全母乳)ではなく完ミ(完全粉ミルク)生活に。私もそれに従って、粉ミルクの達人になりました。そして娘の育児が始まると、「名もなき育児」がとめどなくやってきます。

出産後の主な「名もなき育児」リスト(スラウェシ調べ)
●「子どもと出かける時のリュック準備」
●「子どもの遊び相手」
●「おもちゃの片付け」
●「おむつストックの補充」
●「食事、おやつのあとの片付け」
●「お絵描きや工作後の片付け」
●「子どもが寝ているときの安全確認」
●「水筒・お弁当の片付け&準備」
●「幼稚園グッズの準備」
●「幼稚園登園前の検温と検温入力」
等々……マジで無数にあります。

こうした家事・育児をこなしている妻、そして世のママさんたちからしたら、〝やって当然〟と思われることでしょう。しかし、私、そして世のパパたちができていないから(やっている人がいたらすいません)、日常にあふれる名前のない家事・育児に、「名もなき家事」「名もなき育児」とネーミングがなされるんだと思います。ここに気づいて行動できないと、「名ばかり夫(父)」と呼ばれてしまうのです。

だから私は、毎日の生活の中で気付いた「名もなき家事」「名もなき育児」をスマホのメモに残し、「21日間闘争」にチャレンジしています。

〝21日間闘争〟のススメ

今も、妻の苦労や家事のことを分かろうとしても、分からないことや初めて経験することもあります。でも、自分の体に染み込んでいる「21日間闘争」っていうのが、「家事」や「育児」を習慣化してくれたとともに、自分にとって「当然」のことにしてくれたと思います。(妻からは「まだまだなんだよ!」と言われるかもしれません)

私にとって馴染みのある「21日間」。もし、第二子を授かった時には、私なら、育休は「21日間以上」取得すると思います。それは、急激に変化した生活に自分を〝慣らす〟こととともに、出産でダメージを受けた妻、新しい世界に誕生した子どもにとっても、新しい生活に慣れる期間になると思うからです。

長々と書いてしまいましたが、ここでの話は私の経験に基づいた話なので、「名もなき家事」「名もなき育児」は、家庭ごとに内容も変わってくると思います。名ばかり夫・父にならないよう、自分なりの「21日間」闘争を続けていきたいと思います。

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