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振り出しに戻ったトイトレ。トラウマ克服への道

まるっちです。3歳のわんぱく息子と1歳のおてんば娘の育児に明け暮れている専業主婦です。今回は、息子とのトイトレ(トイレトレーニング)奮闘の様子をつづってみました。

授乳間隔や睡眠退行、離乳食、卒乳、イヤイヤ期、保育園や幼稚園選び等々

一つ乗り越えたら次はこれか!と思ったり、
同時並行で悩んだり、
育児をしていると次から次へと難題が降りかかってきますよね

最近の私の関心事は、もっぱら「トイトレ」。
先月3歳になった息子が、絶賛トイトレ中なのです。

とはいえ私は、息子が3歳以降に自分のペースで進めて、4才になる頃にオムツが取れたらいいなと思っていました。

ただ、彼は2歳半くらいから勝手にトイレに興味を持ち、すぐにトイレでのおしっこに成功。それからというもの、毎回喜んでトイレでおしっこをしていたのです。
全部自分でやると言って親をトイレから追い出し、内鍵をかけて子供用便座をセットして用を足すまで。(もはや本当にできていたのかは謎)

まあ自分で勝手にやってくれるならいっか。
思ったよりトイトレに悩まなくて済みそうだぞ。ラッキー

なーんて思っていた矢先、

「ぎゃー!!!でちゃったー!!!!
ママぁぁぁ!」

トイレから息子の絶叫。

すぐに小指の爪を駆使して外から内鍵を解除してトイレの扉を開けると、
そこには便器の上でオス犬のおしっこポーズをしながら泣き叫ぶ、わが子がいました。

壁や床に大量のおしっこをぶちまけ、トイレはおしっこの海と化している。

どうやら彼は、便座をまたいでいる最中におしっこが出てとまらなくなってしまい、びっくりしてしまったようです


「大丈夫だよ。拭けばいいから。よく頑張ったね。」となだめるも、トイレのトラウマ爆誕。

それからというもの、トイレでのおしっこを「ぜっったいにイヤ!」と全力で拒否するようになりました。

トイレに行きたくない。便座に座りたくない。パンツも履きたくない。おしっこすらしたくない。
もう全てが嫌。完全に自信を失った模様。

ちなみに本人に、なんで嫌なの?と聞くと、
「トイレのうえで、こうやって(オス犬おしっこポーズをしながら)でちゃって、いやなの! かなしかったの!」
と、はっきり答えていました。

まあやる気がでてきたらまた自分でするようになるかな〜と思いつつも、
彼が自信を取り戻し、また楽しくトイレでおしっこできるように、できることは何でもしてみようということで、わが家の本格的なトイトレが始まりました。

作戦その① 物で釣る

まずは嫌いになってしまったトイレに連れて行くことからです。

「おしっこできたらこのおもちゃあげるね」
「おしっこができたらシールを貼ろう」

そう言いながら、初出しのおもちゃやシールをちらつかせ、トイレに誘いました。
(息子は初めて目にするものに異常に食いつきます)

最初は頑張って抵抗していたものの、おもちゃの誘惑には勝てず、ひとまずトイレに行って便座に座ることはクリア。

ただ、それ以降が全然うまくいかない。

「絶対ち(し)ない!」と、30分経過。40分経過。

それが何日も続きました。

このまま粘るか迷いつつ、これ以上トイレが嫌いになったら元も子もないので次の手を考えました。

作戦その②

サメのぬいぐるみと新幹線が全力応援

息子の大好きなモノたちをトイレに呼び集め、「がんばれがんばれ息子!」と応援団を結成。

彼は大好きなお友達たちに応援され、最初はまんざらでもない顔をしていましたが、途中でわれにかえって怒り出しました。

「やめて! 応援ち(し)ないで!」
「がんばれがんばれ、いわないで!」

…トラウマを抱えた彼にプレッシャーを与えることは、シンプルによくなかったなと反省。

よし、次。

作戦その③

トイトレ仲間”ちっち君”登場

では、トイレを励ます側になれば?と思い、
トイレでのおしっこが苦手なお友達”ちっち君”のお世話を一緒にさせてみました。

ちっち君とは、顔を描いたペットボトルの人形。下方にあけた穴から、おしっこ(水)をちょろちょろと出し、そのおしっこを敢えて便座等にかけて失敗させました。

トイトレ仲間のちっちくん


そこで息子と一緒に

「大丈夫だよ。拭けばいいんだから。失敗したっていいんだよ!」と言いながら、便器と床をふきふき。

息子もトイレットペーパーを手に取り、「ちっち君、大丈夫だよ!」と、トイトレ中の先輩として一丁前に励ましていました

しかも、私がいなくなっても一人で「拭けば、いいんだからね!」とちっち君に喋りかけている。

…おや、これは作戦成功か??

「じゃあさ、次は息子くんやってみる?」

「いやだよ。ちないよ!」
「ちっち君出て行って!!」

ちっち君退場。泣

人のことは励ませるけど、いざ自分が実践するとなるとやっぱ怖いですよね。

う〜ん。難しい。

作戦その④

当たり前のように座らせてみる

出かける前、帰って来てから、お風呂に入る前、寝る前など、あらかじめ決めたタイミングで、当たり前のように便座に座らせてみました。

おしっこしなくても

「はーい、でないね。オッケー!」と、
潔くまたオムツをはかせます。

その作業を何日も何日も続けていたある日、
息子のかわいいおちんちんから、おしっこが一滴…!

息子は自分でもびっくりして、
「おしっこでたよ! うれしいー!」
と喜んでいました。

このたった一滴に私も感動。
もう息子がトイレでおしっこできる日は来ないかもしれないと思っていたので…。(大袈裟)
おしっこ一滴でこんなに感動できるなんて。恐るべしトイトレ。

ただ、私はここで失敗を犯します。

「すこし出たんだから、もうちょっと出せるんじゃない? 頑張ってみようよ!」

もう一歩先を欲しがり、執拗に2滴目以上を求めてしまったのです。
ここで息子の心のシャッターが閉じました。

「もうできない! もうちない!」

今できていることを全力で褒め称えてあげるだけでよかった…。トラウマを乗り越えようとしている子どもの心はとても繊細でした。いや、大人も一緒か。

また振り出しです。

また物で釣ってトイレに連れて行き、ちっち君を再来させたり、トイレを電車に見立てて遊びながら座らせてみたり、とりあえずトイレに座らせたり、そしてちょっと成功してまた欲しがってしまい振り出しに戻ったり(学ばない親ですみません)を繰り返す日々。

そのうち、1週間に1回、2回、と、徐々に成功する回数が増えるものの、なかなか以前のようには上手くはいきません。
トイレに連れて行っても「オムツで出したい!」と言って、大量のおしっこをオムツで出すことの方が多い状況でした。

そんな中で迎えた3歳のお誕生日当日。
その日は息子の仲良しのお友達と遊んでいました。
お友達はもうオムツが外れているため、おしっこがしたくなってトイレに。

すると息子も
「〇〇くんもトイレいく!」と、お友達を追って自らトイレに行ったのです。
「またまた〜」と思いながらトイレの個室に連れて行くと、自分で便座にまたがり、しっかりトイレを済ませることができました。しかも、お外で初めて。

えー!
家でも自分から全然しないのに??
ましてや外でなんてしたことなかったのに??

それ以来、息子は、家でトイレに連れて行けばほぼ、おしっこをしっかり出せるようになりました。

きっかけさえあれば、突然前に進める時があるんですね。分かってはいたけど、思いがけないタイミングでびっくり。

お友達の背中を見たこととともに、息子はお誕生日を迎えたことをとても喜んでいたので、“3歳になったから“という気持ちもあったのかもしれません。


え…でもこれって、私が必死こいてトイトレしなくてもお友達とのきっかけがあれば、自然と乗り越えられていたのかしら…むしろ逆効果だったかしら。

そんなことを考えながら、息子の成長がとてもうれしい半面、ほんのちょっとだけ複雑な気持ちになりました。笑

でも、子どもにどこか無理やりやらせようとすると、逆に反発したり、やる気をなくさせたりしてしまうものだよな。と、私なりに実感できたので、これはこれでよし!笑

子どもが元々持っているやる気を、いかに楽しい気持ちで引き出すことができるか。そのサポートをしていける親になりたいものです。
私にとってこれがなかなか難しいのですが。

息子も息子で最近、
私がトイレに入るとドアの前で待ち構えて、

「ママ、がんばってー!」
と、応援してくれるようになりました。時にラッパを吹きながら。

そして出てくるやいなや
「ママトイレできたの?
頑張ったね、じょうずにできたね! えらいねえ!」
「手、洗ってね!」

とほめて助言?もしてくれるようになりました。
外出先で言うのはさすがにやめてほしいですけど。笑

これからも息子のペースで楽しくトイトレに励んでいきたいと思います。