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アラフォーママ、園に送り届けるだけで80%の力を消耗します

こんにちは、すなっちです。
5歳と4歳の年子を育てるアラフォーです。
最近、また悩んでいます、息子のイヤイヤに。激しいイヤイヤが続くと、ため息がこぼれます。そのストレスは、夫にも飛び火したりしなかったり。「あぁ、子育てって本当に難しい・・・・・・」。そんな思いを吐露させてください。

月曜日の朝は鬼門です。
GWや夏休み、年末年始などの長期休みの後も、心して臨まなければいけません。“何にか”と言うと、子どものグズグズ&イヤイヤに対して、です。
 
週半ばを過ぎた木曜日あたりは、わりとスムーズにいきます。
今朝(木曜日)も「あと2回行ったらお休みだよ」と伝えたところ、機嫌よく登園してくれました。それだけで、私は1日を気持ちよくスタートできます。

反対に、グズグズ&イヤイヤが激しい時は、ため息が漏れてしまいます。
息子の思いを受け止めたいと、あの手この手を試みますが、うまくいく日もあれば、いかない日もあって・・・・・・。最終的に怒ってしまった日は、自己嫌悪に陥ります。

「もっと違う言い方ができたよな」「大丈夫かな」と考えたり、仕事中でもふとした瞬間に思い出して落ち込んだり。一日中、気分が晴れず、引きずってしまう時もあります。

どうしてうまくいかないのだろう

息子の「なんか変」

息子がイライラするきっかけの一つに、靴下があります。
履かせても、「小指がなんか変」「親指のところがなんか変」とわめくのです。
 
「なんか変って、何が変なんだよー!」と叫びたくなる気持ちをグッとこらえて、「じゃ、もう1回履いてみようね」とまずは穏やかに伝えます。
何回か履き直しても一向に機嫌は上向きにならず、違う靴下で再チャレンジ。

そんなやり取りを10~15分ほど繰り広げているうちに、「あぁーもうー遅刻する」という焦りが募り、私のイライラ度はMAX間近。
「もう知らないよ!」と爆発する時もあれば、何とか怒りを鎮める時もあります。

そんなこんなで息子との攻防戦を繰り広げ、保育園にたどり着いた時点で、80%の力を消耗しているのです。
それでも笑顔を振り絞り、「大好きだよ」とハグをして、園を後にします。どっと疲れが出て、死んだ魚のような目をして、通勤電車に乗る私。

活きのいい魚になりたい


職場に着いたら、残り20%の力を70%ぐらいまで引き上げるため、甘い飲み物やら、お菓子やらを投入します。
そして、脇目もふらず、全力で仕事をこなし、時に”私に話しかけないでオーラ“を振りまきながら、終業時間まで真剣勝負。足早に職場を去り、子どものお迎え後は、寝かしつけまでノンストップ!
 
個人的には、「毎日、第三試合まである」と捉えています。
・第一試合:保育園に送り届けるまで(とにかく必死)
・第二試合:仕事(モーレツに仕事をこなす)
・第三試合:保育園へのお迎え後、寝かしつけまで(残りの体力を振り絞る)
おこがましくも、トライアスロン(水泳・自転車ロードレース・長距離走の3種目を、この順番で連続して行う耐久競技)並みのハードさをこなしていると自負しています。
 

頭では分かっていても

子どものイヤイヤは、成長の証しで、自己主張できるってすごい!と、頭では分かります。親の言うことをいつだって素直に聞く、いわゆる「いい子」になってほしいわけでもありません。でも、やっぱり疲れてしまうのも本音です。
 
 
「めちゃくちゃ可愛いけど、めちゃくちゃ面倒くさい」存在――
兵庫県立大学准教授・竹端寛さんは著書『ケアし、ケアされ生きていく』で、娘さんが幼かった頃をこう表現しています。”ほんと、その通りだよ“と心から共感しました。
 
息子のイヤイヤに翻弄されて、自分を見失いそうになった時、前述の本の、次の部分を読み返して、心を落ち着かせています。

振り返ってみると、子どもが自らの存在を親にぶつけてきた時期なのかもしれないと、思い始めています。親が迷惑に感じたり困ることを、とにかくあれこれ試してみる。そこに、子ども自身の自我の芽生えが着実にあったのだと、今なら気づきます。何もわからなくてめちゃくちゃにしていたのではない。実はその逆で、どこまでしたら親は怒るか、とか、どんなふうにしたら親は気づいてくれるか、とか、あるいは親の関心を引きつけたいとか、むしゃくしゃすることがあるからとにかく変化を起こしてみたいとか。動機は何であれ、そこには確実に娘の「意図」があったと思うのです。

竹端寛さん著『ケアし、ケアされ生きていく』(ちくまプリマー新書)より


今のところ、息子の「意図」は分かりません。ですが、きっと私に何かを分かってほしいと、心が叫んでいるような気がしています。それが、靴下の「なんか変」という言葉に表れているのでしょう。

 
息子の「なんか変」をなるべく受け止められるよう、私も親として、もっと成長していかなければ。そんな思いに駆られます。

怒りそうになったら、ゆっくり深呼吸をして、心を落ち着かせる。とともに、自分で自分のご機嫌を取る。工夫しながら、少しでも笑顔の母ちゃんでありたいです。