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何度でも言うよ「ワンオペ、マジきつい」

こんにちは。ペンネーム「もう一軒いこうよ」と申します。
3歳のおしゃべりdancin’ガール、1歳の色白愛嬌ボーイ、そして、伸びしろしかない夫と暮らすワーママです。
子育てを始めて3年4カ月。夫は家事も育児も何でもやってくれます。
でも、忙しくて夜は家にいないことも多々あり、そうすると、時短勤務の私が夜の家事・育児を担当することに……。

ワンオペの意味を調べてみた

「ワンオペ」とは俗に
「すべての作業(オペレーション)を1人でこなさなくてはならない状況」の意味で用いられる表現(weblio辞書)。


ほほう。「本来は2人以上でやる作業だけど、どうしてもそうできない事情があり、無理して1人でこなしております!!」という"プンスカ感"が伝わる、秀逸な説明だと思います。
 
ワンオペの意味を改めて調べてみて、ワンオペして当たり前じゃないんだぞ!と威張ってもいいし、ワンオペさせてごめんね………と肩身を狭くする(させる?)のも少しもおかしくないなと思いました。

無理しているから、どうしても“テンパって、イライラして、アチャー”っとなってしまうワンオペ。
 
シンプルに、マジきついっす。
ちょっと聞いてもらっても、いいですか。

一杯やりながら聞いてもらいたい

あるワンオペの日

16:00 仕事を終えたらダッシュ。
2人の子どもを保育園に迎えに行くと、「おなかすいた」「YouTube見たい」と泣きわめく声を背中に浴びながら、夕方の道を家へと急ぎます。
(気がせくから大声で泣くのやめてほしいー!)

17:30 家に着いたら急いで夕飯の支度に取りかかります。
食べ盛りの1歳の息子が早くしろとテーブルをたたいています。テンパりながら、一品のおかずをやっとこさレンジで温めて食卓に出しました。
「ご飯だよー! お席についてくださーい!」
娘は眠いのと、おなかがすいたのとで機嫌が悪いようです。
「抱っこして食べさせて!」
え〜〜〜、しょうがない……。
私は息子の隣に座り、娘を膝に座らせて、2人の口に交互に食べ物を突っ込んでいきます。
2人がそしゃくしている間に自分の口にもかきこみます。
気がついたら3人とも同じスプーンで食べていました。いつからだ!? 息子の鼻水がうつらないといいけど・・・・・・

「チーン!」
冷凍ご飯が温まりました。よし、もう一つお総菜を温めよう。

私が席を立つと、待ちきれない息子が自分で食べ始めていました。自分で食べてくれて助かりますが、こちらまで食べこぼしが飛んできそう。汚れると洗濯が面倒なので、私と娘は服を脱いで、肌着姿で食事しています。
 
うわ、服脱ぐ前に洗濯物取り込めば良かった……。
 
自分の段取りの悪さにイライラしていると、娘が食卓から離れて遊び始めている。
「もう! ごちそうさまでいいのね?」(イライラ)
娘のご飯の残りをかきこんで、息つく間もなく次のタスクへ。

18:00 「はい、お風呂行くよー!!」
私のかけ声が、お風呂場まで競争の合図です。
脱衣場に着くと、私は2人の服を脱がせ、自分も脱ぎながら、
実況風に「さぁ、娘ちゃん早い、娘ちゃん早い、あとは残すところパンツだけ。しかし息子ちゃんも早い、あっという間にはだかんぼ―――!!」と、あおります。

18:35 全員洗ってやっと少し湯船につかったと思ったら息子の就寝時間が近づいてきました。
「もうこんな時間! やばい、やばい」
脱いだものも散らかしたまま、とにかく急いで体を拭いてリビングへ。
保湿、着替え、歯磨き、水分補給を手早く済ませると、息子、娘の順番で寝かしつけます。

一日の終わり、そして気づいた大いなる失敗

20:00 そっと寝室を抜け出したら、待ちに待った自分の時間です。Netflixを見たり晩酌したり。
しばらくダラダラ遊んで、それから先ほど脱ぎ散らかしたものを脱衣カゴに入れていると、夫が帰ってきました。

今日のワンオペがどんなに大変だったかを共有して感謝の言葉をもらい、ぐっすり眠る子どもたちの間に体を滑り込ませます。かわいい寝顔を見ていたら、今日の苦労を忘れそうです。(忘れはしない)


翌朝、少し寝坊してしまいました。洗濯機をまわしたのに、干す時間がなかったので、出社まで時間がある夫にお願いしていました。
すると出勤後、夫からLINEが……

「洗濯物が・・・・・・」

なんと、私が洗濯機にオムツを入れて回してしまったのです……。(アチャーーーー
洗濯機の中の衣類に、白いつぶつぶ(この正体はオムツのポリマー。水分を吸収してゼリー状に膨らみます)が無数にくっついている画像が送られてきました。
ゆうべ、床に脱ぎ散らかした服の中にオムツがあったのを確認せず、脱衣かごに入れてしまっていたのです。それを、全部、洗濯機に突っ込んでいました。
自分の行動を思い返すと、注意散漫すぎて、後悔で叫び出しそうでした。

失敗、数知れず

思い返せば、ワンオペの時の失敗は数え切れません。

ある時は、息子の手が届かないテーブルの上に置いたはずの私のヘアピンがなくなり、当時10カ月の息子が飲み込んだのかもしれないと震えながら部屋中を血眼になって探したところ、娘が自分の髪の毛につけて寝ていたということがありました。
「肝が冷える」とはよく言ったもので、探している間は不安で自分がどんどん冷たくなっていきました。あの時の感覚は忘れられません。

あの時こうしていれば、という後悔と、子どもへの申し訳なさが心の中をぐるぐる巡り、子育てへの自信がなくなっていきます。
夫が「私一人の時に起きた事故でも、二人の責任」というていで会話してくれるので、そのおかげで、なんとか気持ちを切り替えることができています。
 
毎日のように大小の失敗をして、落ち込んでは切り替えて、を繰り返してきた3年4カ月でした。

ーーと語っておりますけれども、目の前の現実はと言うと、オムツ洗濯事件の後始末が残っておりました。
「落ち込まないで、切り替えよ(にっこり)」……ってできるかー!!と自分に突っ込みたいくらい、大変でした(涙)。オムツユーザーの皆さん、くれぐれもご注意ください。
 
何度でも言うよ、「ワンオペ、マジきつい」
 
聞いてくださって、ありがとうございました。
それでは、おやすみなさい(スッキリ)