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子どもの看病で仕事を休む夫に「大丈夫?」と聞かない理由

こんにちは、すなっちです!
現在、4歳の娘と2歳の息子の育児まっただ中です。子育ては大変なこともあるけれど、全てを笑い飛ばしながら、進んでいきたい。そんな思いで、今回は「うちの夫婦のNGワード」についてつづっていきます。

風邪、胃腸炎、インフルエンザ、溶連菌、コロナ、RSウイルス・・・・・・。
私たち現代人は、見えない敵に常に狙われています。打ち勝つには、手洗い、うがいに、よく寝て、よく食べ、適度な運動を行うことに尽きます。
しかーし! これらは、ある程度大きくなった人間ができる行動なのです。
 
わが子たちは、まだ上手にうがいができません。よく食べもしません。鼻がつまったり、軽い咳をしたり、風邪症状がない日の方が珍しい。保育園では友達と至近距離で話すから、うつしうつされを繰り返して日々過ごしています。
 
先日も、子どもが急に発熱しました。
「急に」って、当たり前なんですけどね。
子どもの体調不良に事前連絡なんてありません。「昨日はあんなに元気だったのに」が、「39度もある!」に突然変異する。これが、結構な頻度で起こります。

しんどそうな子どもを見ていると、
私もつらくなります。子どもの健康と安全を守るのが、親として第一の努め。即座に保育園にお休みの連絡をして病院を予約します。ここまでは慣れたものです。

●どっちが休むか問題

問題は、仕事です。
夫と私、どちらが休むのか。私が仕事を調整できる日であれば、休むのを即決し、上司や同僚に連絡します。けれど、お互いにどうしても外せない日ってあるんですよね。
私でいえば、取材日や原稿の締め切り日、
降版日(書いた原稿を紙に印刷して調整する日)です。
 
そんな時、どうするのか。
以前、次のように分担しました。
 午前 → 夫は出社、私が子どもの看病
 午後 → 夫の帰宅後に私は家から取材場所に直行、夫が子どもの看病
 夜  → 私の帰宅後に夫は創価学会の男子部の会合、私が子どもの看病&寝かしつけ後に締め切りの原稿執筆

 
これは、あくまでバトンタッチがうまくいった例です。夫の仕事の調整がつかず、私はオンライン取材に子どもを同席させたことがあります。(取材相手がご理解くださり実現しました)
同じように、夫も仕事のスケジュールをずらしたり、会議にオンラインで参加したりしています。

夫が子どもの看病で休んだ日、
つまり私が出社した日は帰宅後すぐに、
「仕事の調整、大変だったよね。ごめんね。子どもの看病、疲れたでしょ。お疲れ様。ありがとう」と伝えるよう心がけています。

 同じように夫も私が休んだ時は、
「仕事は間に合う? 仕事できる時間、つくるから」と言ってくれます。
 
反対にお互い言わないようにしている言葉が「仕事は大丈夫だった?」です。
なぜなら、大丈夫ではなかったはずだから。
会議があれば、代わりに参加してもらえる人や進めてもらえる人を探さなければいけません。フォローしてくれる同僚の皆さんへの申し訳なさや焦り……いろんな葛藤を抱えながら、休むための調整をするわけです。

私も子どもの看病で休んだ後、仕事の遅れを取り戻すのに必死です。休日に爆速で仕事をすることもあります。

習慣なのか、くせなのか、「大丈夫?」と聞いてしまう。そう聞かれた相手は、大丈夫じゃなくても、「大丈夫だよ」と答えているのかもしれない。自分が安心したいがために「大丈夫?」と聞くのはやめよう。さまざまな葛藤を経てたどり着いた、互いへの気遣いです。

●子の看病の苦労はみんな一緒

子どもの看病にまつわる苦労や大変さは、共働きとか専業とか関係なく、みんな一緒だと思います。

子どもの看病は、本当に疲れます。
ましてや、子どもの風邪が自分にうつったら悲惨です。私自身、最近また、子どもの胃腸炎のゲロを浴びて、うつってしまいました。その状態で子どものケアをするのは、過酷の極み。仕事をしている方が何倍も楽だと感じました。
 
夫婦どちらか一方だけが我慢をしたり、過剰な負担を担ったりすることなく、お互いに助け合い、支え合えっていく。共働きでも、専業でも、夫婦で一緒に子どもの看病をして、家族みんなの健康を維持していきたいですね。