マガジンのカバー画像

悠々の子育て回想録

12
教育・子育て欄の担当記者を15年以上経験。もはや子育て期は“懐かしい”と感じる世代です。いま思うことを時代の変化も交えつつ、子育て期間に自分が読んだ本を軸にして書いてみます。
運営しているクリエイター

#読書

“時の重み”を感じることになった味噌造りと、土井善晴さんの『お味噌知る。』

子どもと一緒に何かに取り組むことは、親も一緒に楽しみながら、親子が同じ方向を向けるのが素…

子どもと大人の「境目」におしっこが関係?――『深呼吸の必要』

大学生の頃、「大人になるって、何をもって決めるの?」ということがよく話題になりました。親…

時々立ち止まって確認するのは、自分の心が付いてきているか

 ちょっとお休みしていました。その間、実家で1人暮らしだった父が亡くなったのです。葬儀を…

親として“優等生”になる必要はない。詩「祝婚歌」のようなゆるやかさでいこう!

能登半島地震のニュース映像を見ながら、数年前に訪れた輪島朝市通りの人々の顔が思い出されま…

『星の王子さま』――子どもの気持ちを想像し、心の中で“見える化”してみる

児童文学というジャンルを超えて、世界的に読み継がれている名作といえば、多くの人が間違いな…

『モモ』と“時間の感じ方”。思えば、忙しいときに限って大泣きされた!

「神話的時間」からの“時間”つながりで、ミヒャエル・エンデの『モモ』(岩波少年文庫)につ…