十月十日のハンデを克服するための胎教?
30年ほど前、行政が行う両親学級という集まりに参加しました。いまとは事情がだいぶ違うかもしれませんが、当時は人形を使って「抱っこ」の練習をしたことなど、断片的に覚えています。そうした中で、妻が妊娠中に父親として最初に興味を持ったのは「胎教」でした。井深大(いぶか・まさる)氏が書いた『胎児から』(徳間文庫)という本を読み、ますますその奥深さに興味津々となりました。
「胎児がお腹の外からの情報を、大人が理解するようにすべて理解しているとまではいいませんが、しかし聞き耳をたてて