聖教新聞公式note __子育て会議

「言葉と、生きていく。」聖教新聞社として、子育てに特化したnoteを開設してみました! 日常の「子育てあるある」を、来てくれた皆さんとシェアしながら、ちょっとホッとできる場所をつくっていきたいです。

聖教新聞公式note __子育て会議

「言葉と、生きていく。」聖教新聞社として、子育てに特化したnoteを開設してみました! 日常の「子育てあるある」を、来てくれた皆さんとシェアしながら、ちょっとホッとできる場所をつくっていきたいです。

マガジン

  • すなっちのコラム

    娘と息子の育児まっただ中です。子育ては大変なこともあるけれど、全てを笑い飛ばしながら、進んでいきたい。

  • うつ妻との育児日記(みやもん担当)

    産後クライシスをいかに乗り越えてきたのかーー。2児の父がパートナーと語り合いながら、振り返ります。

  • ひでぽんの育児絵日記

    2歳の息子と夫の3人家族です。趣味のイラストで、育児あるあるやちょっと面白かったことの絵日記を描いてます。

  • 取材ノート

    取材をしようと思ったきっかけや、その舞台裏、こぼれ話などを紹介します。

  • 悠々の子育て回想録

    教育・子育て欄の担当記者を15年以上経験。もはや子育て期は“懐かしい”と感じる世代です。いま思うことを時代の変化も交えつつ、子育て期間に自分が読んだ本を軸にして書いてみます。

すなっちのコラム

娘と息子の育児まっただ中です。子育ては大変なこともあるけれど、全てを笑い飛ばしながら、進んでいきたい。

くわしく見る

アラフォーママ、園に送り届けるだけで80%の力を消耗します

月曜日の朝は鬼門です。 GWや夏休み、年末年始などの長期休みの後も、心して臨まなければいけません。“何にか”と言うと、子どものグズグズ&イヤイヤに対して、です。   週半ばを過ぎた木曜日あたりは、わりとスムーズにいきます。 今朝(木曜日)も「あと2回行ったらお休みだよ」と伝えたところ、機嫌よく登園してくれました。それだけで、私は1日を気持ちよくスタートできます。 反対に、グズグズ&イヤイヤが激しい時は、ため息が漏れてしまいます。 息子の思いを受け止めたいと、あの手この手を試

新婚当時はやっていたけれど、今ではやらなくなった家事がある

子どもが生まれてからというもの、全ての部屋はもちろん、お風呂場など、ありとあらゆる場所におもちゃが転がっています。 LEGOの部品を踏んで、痛みにうずくまることも多々あります。 たまに気持ちが向いて片付けに取りかかるも、マイナスをゼロにするだけで精いっぱい。「きれいになった! これで家に友達を呼べる!」と言える状態ではありません。 しかも、5分後には、もう散らかっている。 なので、数年前に「片付ける」という概念を手放して、というか、今は仕方ないと割り切ることにしました。  

夫の長期出張回顧録――ワンオペ生活を乗り切るために私が考えたこと

子どもたちがきょうだいげんかで、こんな言い合いをしていました。 息子「僕の方が嫌だった」 娘「私の方が嫌だった」   それを聞いた瞬間、「その気持ち、分かるー」と口に出していました。 私も、仕事で忙しく動き回っている夫を見ながら、「道理が通じない、理不尽の塊みたいなイヤイヤ星人を相手にしている私の方が大変」と、つい思ってしまいます。  睡眠が取れていて、心身に余裕がある時は、 「お互い大変だし、お互い頑張っている」と思えますが、いつもそうとは限りません。   この夫婦間で

「お菓子、買って」にイライラしていた私。“否定しない言葉”を教えてもらい、ほんの少しだけ変われました

先週、「子どもの大切にしているものを一緒に大切にする」という記事を配信しました。 それを読んだ、子育ての先輩である悠々さんから、次のようなエピソードを教えてもらいました。 「子どもがスーパーで『お菓子がほしい』と言ってきたとき、どうせ買うなら、『パパもほしい』と言ってみたんだ。それを何回か続けていたら、子どもの方から『パパ、大丈夫? パパのお金、なくなっちゃうんじゃないの?』って心配されるようになったんだよ」   目からウロコとは、このこと。そんなふうに言ったことがない

うつ妻との育児日記(みやもん担当)

産後クライシスをいかに乗り越えてきたのかーー。2児の父がパートナーと語り合いながら、振り返ります。

くわしく見る

不登校の娘に学ぶ。「自転車に乗れた」には乗れた以上の価値がある⁉︎

最近、自転車のペダルをこぐのが少し楽しい。 日頃、移動手段として、買い物に行くにも何にでも、私はよく自転車を使います。何か乗り物というよりかは、”足”という感覚に近く、乗っているのを特別意識することは、まずありません。 ですが、2週間あたり前から次女が、補助輪なしで自転車に乗れるようになりまして、今は親子それぞれ自転車に乗って移動できる楽しみを味わっているところです。 平均的に見ると、小2で乗れるようになったことは、特に早いというわけではないんでしょうが、まあそんなこと

最近、子育てで「壁」に助けられています。「貼っ読(はっどく)」始めました

わが家の壁には、いたるところに絵や地図、ポスターなどがペタペタと貼ってあります。鑑賞するだけでなく、貼ってあるものをきっかけに、いろんなテーマで話が弾んだらいいなというねらいがあります。 例えば、風呂場に「太陽系の惑星たち」のポスターを貼ってからは、「太陽は地球の何倍の大きさで…」「月の満ち欠けってさ…」みたいな話が娘と増えました。 購入しても机の上に積んでいるだけで読んでいない本のことを「積読(つんどく)」といいますよね。これはこれで知的刺激があるし、本に手が伸ばしやす

「自分が悪い、どうせ無理」状態になったパパが娘から気づかされたこと

ある休みの日。長女と次女が「ちょっと今、リビングに来ないで」と言ってきました。お風呂場の前まで追いやられた私は、「何、パパ今忙しくて、それどころじゃないんだけど」と、いかにも迷惑そうな声で娘たちに返しました。 少しため息をつきながら待っていると、娘たちが私を呼びに来ました。”また何か面倒なことでもしていないといいけれど”。そんな気持ちでリビングに向かうと、さっきまでオモチャなどでぐちゃぐちゃに散らかっていた部屋が、何とスッキリきれいになっているではありませんか。 「うわあ

うつとか、不登校とか、「思ってたんと違う」状況になって考えたこと

「理想の育児ができず、思い悩んでしまい産後うつになった」という、あるネット記事を読みました。きっと真面目で一生懸命な方なんだと思います。 「こうしたい」「こうなりたい」という思いを否定する気は全くありませんが、たとえイメージしていたのと違った形になっても、「それはそれで楽しめる道もあるよ」とは伝えたいです。というか、実際問題、理想通りいかないことの方が多いですし。 産後うつの妻のことで悩んでいた時、同じような状況で悩んできた先輩に相談したことがあるんです。たいてい相談した

ひでぽんの育児絵日記

2歳の息子と夫の3人家族です。趣味のイラストで、育児あるあるやちょっと面白かったことの絵日記を描いてます。

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子どもにイライラする気持ちを紛らわせる方法

最近、全てに対して「やだ!!」という息子(2歳10カ月)。 「お風呂」や「歯磨き」など、一個の作業を進めるのに、 「お風呂のアワアワにトミカを入れてみようよ」 「ぼくミッキーだよ!一緒に歯磨きしよう(モノマネ)」など、 あれこれと試行錯誤して説得するのに、労力を使う日々です。 外出先でも、 「眠い」「疲れた」に 「乗りたいバスに乗れなかった」などちょっとでも気に入らないことが重なると、地面にうつ伏せになって抗議したり、仰向けで泣いたりします。 そういう時は、ただ落ち着く

保育園に入って初めて知ったこと 5選

息子が保育園に入って、もうすぐ2年になります。 今まで全く縁の無かった保育園の世界。 入園して初めて知ったことがたくさんあります。 園によって少し違うかもしれませんが、 初めて知るルールに驚いたり、特有の言葉にほほえましく思ったりしたことを紹介します。 ①解熱後24時間は登園できない 朝起きて熱があったら、その日はもちろん、次の日もお休みしないといけません。朝から夜まで丸一日、発熱しなかったら、ようやく次の日に登園することができます。うちの保育園は37.5度がボーダーラ

2歳の”子鉄”が教えてくれた新しい世界

「ドードードー! ドードードー!」  スーパーで買い物していると、 いきなり息子が大きな声で叫びました。      指差す方を見ると、 ドクターイエロー柄のヘルメットをかぶった、 気まづそうな5歳くらいの男の子が。。  「びっくりさせてごめんね」と言って その場を離れましたが、 息子の鉄道愛に驚かされました。     鉄道が大好きな子どものことを 「子鉄」 というそうですが、うちの息子はまさに子鉄。     保育園のお散歩で、 電車が見えると真っ先に 「あずさー

産後ボケ? 私のしくじりエピソード

疲れていると、 とんでもない間違いをすることはありませんか? 私は、よくあります。 子どもの頃、ランドセルを忘れて登校するなど、 元から抜けている所はありましたが、 産後はその勢いを増しています。 今回は、私の育児中のしくじりエピソードを3つ紹介したいと思います。 「同じようなことあった〜」とか 「私の方がまだマシかも」と思ってもらえたらうれしいです! ①保護者会を失念ある朝、保育園から 「保護者会、もう始まってますが、いらっしゃいますか〜」 という電話で飛び起きました

取材ノート

取材をしようと思ったきっかけや、その舞台裏、こぼれ話などを紹介します。

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「小1の壁」の乗り越え方、教えてください!

聖教新聞で長年、親しまれてきた「教育欄」。 今週、6面から10面にお引っ越しをしました。 しかも、カラーです! 一番後ろの12面をめくると、「教育欄」があるので、読んでいただけるとうれしいです。 カラー化「教育欄」1回目のテーマは、 「小学校入学 子も親も健やかに過ごすためには」です。 小学校に入学し、約2週間。 子も親も疲れが出てくる頃ではないでしょうか。 東京家政大学教授の岩立京子さんは、 「新しい友達や先生、新しい場所、新しい時間割……。小学校に入学すると、子ども

【インタビュー取材の舞台裏】一人一人の子どものための教育、社会であるために

社会課題と向き合い、研究・実践を続ける学者たち文部科学省の各種委員会の委員を歴任し、現在は日本自閉症スペクトラム学会常任理事も務める坂井さん。そのキャリアのスタートは、香川県立高松養護学校(当時)の教諭でした。一貫して、特別支援教育の現場に携わってきた人です。記事では、日本社会の〝現在地〟をこのように語っていました。 日本社会の〝現在地〟 ※坂井教授のインタビュー全文は、下記の書籍にも所収されています▼ その社会の実現のために、坂井さんは、さまざまな研究・実践をしてい

悠々の子育て回想録

教育・子育て欄の担当記者を15年以上経験。もはや子育て期は“懐かしい”と感じる世代です。いま思うことを時代の変化も交えつつ、子育て期間に自分が読んだ本を軸にして書いてみます。

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“時の重み”を感じることになった味噌造りと、土井善晴さんの『お味噌知る。』

子どもと一緒に何かに取り組むことは、親も一緒に楽しみながら、親子が同じ方向を向けるのが素晴らしいと思っています。例えば、小さな植木鉢に種を植え、芽が出て葉が開き、すくすくと育っていく様子を観察できることなど、その典型といえるのではないでしょうか。   わが家でも、親子でいろんなことにチャレンジしましたが、その一つが自家製味噌造りでした。私も妻も、それぞれの家庭で味噌造りをした経験があったわけではなく、まったくの初心者。昨今は手作り発酵食がブームといわれているので、情報も豊富で

子どもと大人の「境目」におしっこが関係?――『深呼吸の必要』

大学生の頃、「大人になるって、何をもって決めるの?」ということがよく話題になりました。親元を離れて暮らす日々、そして成人式という節目が、学生生活のど真ん中にあったので、こうした話題に関心があったのかもしれません。   そんなとき、多くの人は、基準として年齢を挙げませんでした。そうではなく、「自分の収入で生活できるようになってから」とか、「運転免許証を持ってから」や「家の価値観から自立したら」など、さまざまな意見が交わされたことを覚えています。   今から考えると、運転免許証を

絵本がなければ電話帳でもいい!?――親子の楽しさこそ愛情そのもの

絵本ほど、多様性を体現した本はないと思います。幼児向けには仕掛け絵本もあり、本としての形、大きさ、デザインなど、さまざまなパターンが存在します。つまり、本棚に収めるのがとても大変だということでもあります。   ご家庭でも収納が悩みの種という方がいらっしゃるでしょう。その上、乳幼児期に絵本を丁寧に扱うことを教えるのはなかなか難しいことです。子どもは楽しさのあまり、乱暴に扱うこともあり、角がつぶれたり、なめたり、かじったりもしました。ページが破けたことなど珍しいことではありません

時々立ち止まって確認するのは、自分の心が付いてきているか

 ちょっとお休みしていました。その間、実家で1人暮らしだった父が亡くなったのです。葬儀を終え、今はさまざまな後片付けに忙しくしています。   私とヘルパーさんで、父の介護生活を支えていました。車椅子と杖を頼りにして、半身麻痺ではありながらも、父は元気に暮らしていたのです。しかし、デイサービスの迎えに来た方が、倒れていることを発見してくれ、すぐに救急搬送を手配。一緒に救急車に同乗した私は、車内で搬送先の病院が決まるまで、小一時間待たされましたが、最近はこれが常態化していると救急